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HN harborが撮った写真や絵をアップしていきたいと思います。たまに読書とか、たわいもない話から、真面目な話など。お笑いなんかも・・・

『ひきこもりなんて、したくなかった』を読んで

 『ひきこもりなんて、したくなかった』林 尚実著 草思社を読み直して

 少数の馬鹿な教員の為に、14才からひきこもり、大学病院の思春期外来、そして養護学校に入り、個人の精神科のクリニックに通い、なんとか波に乗れて、大学に入り、さらにアメリカの大学院に入り、卒業後、就職の面接で
落ちまくるものの、五十社の面接を受けるのが必用と覚悟し、なんとか就職し、社会に適応できたという、半生の書だった。

 そこに描かれている、著者の中学時代の英語・音楽の女性教員に、無性に腹が立ち、また女子の場合は内申書で8割が決まると噂されていた高校受験のあり方にも義憤を感じた。もちろん、著者の主観もあるから、全部を事実として鵜呑みに出来ないが・・・

 彼女の通った中学の英語の定期テストに疑問を感じ、ただただ教科書を暗誦し、それを書けというものだった。古文も教科書の暗誦。彼女はそんな試験に意味はないとして、白紙で出す。あー俺の高校時代と同じことをしているなーという親近感が湧いた。英語の教科書の暗誦。そんなものまったく意味がないのである。彼女の分析通り、その中学でよい成績を取っている生徒も、模試になるとほとんどが低得点しか取れないのであると・・・私の高校でも、英語の定期テストの、14章の英文を書き写しなさいと出題され、はー???と思った。日本語の文章が添えられていて、それを英作文しなさいというのなら出題意図はわかるが、ただ何章の英文をを暗誦しなさいでは、なにも英語力がつかないでしょうがと思い、白紙で出していた。というよりそんな定期テストなんて無意味だから、暗記もしなかった。やはり私の高校も、定期テストでは良い成績を残すものもいたが、進研ゼミなんかの模試の結果をみると惨敗していた。あたりまえである。あんなテストをだすからである。

 彼女の担任で英語教師と音楽教師を兼ねる女性教師は、彼女の英語と音楽に2をつける。彼女はなんとか県立の
普通高校に通いたいと思い、塾に通う。トップレベルのスコアーをたたき出す。でも学習塾の講師も彼女の内申書の成績に首肯出来ないのである。なぜ、これほどできる彼女の内申書が、こんなにものすごい低いのか?彼女は県立の普通高校に入りたいと思い、塾の門をたたいたが、内申書の成績が・・・私はどこの県を舞台にしているのか?どうして内申書ばかり重視するのか(女子は8割が内申書で決まる???)なんだそりゃと読み進めながら、彼女の境遇に同情し、学校教育制度に腹が立った。彼女は14歳の時に、不登校になってしまう。教室にいると息苦しいと・・・

 それからの苦しい日々、彼女は多くの心ある人々に支えられて、社会復帰する。その半生記である。

 学校関係者の方々、是非、一読してみてください。
 



















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  1. 2013/09/04(水) 05:57:07|
  2. 読書
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  4. | コメント:2
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コメント

お体の具合はいかかですか^^
ちょっとご無沙汰していた間にたくさん更新されていてびっくりしました!
これからも楽しみにしていますね^^

ところで、「女子の場合は内申書で8割が決まると噂されていた」というのは初めて聞きました。
いつの時代のお話なんだろう…私の時もそうだったのかな?
あと、内申書の内容って生徒には知らせないものだと思っていたのですが、見ようと思えば見せてもらえるものなのかな?
ちょっと色々「?」といった所も感じますが、地域や時代によってはそういう事もあったのでしょうか…(?)

それにしても、この本を書かれた方もハーバーさんも、学生時代からテスト内容に意味があるかどうかを考えていらっしゃっていたなんて本当に凄いですね!
お二人とも頭が良かったという証拠でもあるような(笑)
私は本当に勉強が出来なかったので、テスト内容に意味があるかないかという以前に、テストの問題をちゃんと解けるかの方に必死でした^^;

この本を読んだ事がないので詳しくは分かりませんが、どちらにしても教師の不誠実さ?のせいで登校拒否に追いやられてしまった作者さん、とても悔しかったでしょうね。。
  1. 2013/09/06(金) 14:44:37 |
  2. URL |
  3. Kanna #3nHHlvNk
  4. [ 編集 ]

kannaさんへ

 >私は本当に勉強が出来なかったので、テスト内容に意味があるかないかという以前に、テストの問題をちゃんと解けるかの方に必死でした。

 本当ですか?にわかには信じられませんけど・・・でも、勉強がすごく出来ても、駄目な人は駄目だし超難関大学を出たり、大学院まで終了しても、頭の悪い人は悪いし・・・学校の勉強は、頭の良し悪しに関係ないと思います。
 高校三年間を部活に燃え、仲間を作り、彼氏も作り、青春を謳歌し、推薦で大学に入り、卒業しすぐに永久就職、それが一番頭、頭が、良いように私には思われます。花の命は短くて・・・ みたいだから

 作書と、私は頭が良いのでなく、生意気で、幼児的万能感を持っていたと思います。

 でも、どの時代で、どこの県のお話しなんでしょうね。女子の受験は8割が内申書で決まる・・・教師は、その内申書で生徒を脅す・・・おかしな教員ですね。生徒の個性も考えず・・・義憤を感じます。

 この作者さんは、淡々と記述していきますが、激情のまま書かれるよりも、淡々と覚めた目で観察・記述していくほうが、怒りが抑えられているので、かえって凄みがあります。当時は、或いは今もそうとう口惜しかったと思います。その秘めた激情の塊が、一冊の本を書かせたのだと思います。
 これは松本人志さんが言っていたのだけど、怒りがなければ書けない。私もそう思います。

 一冊の手記なり、小説を書くには、怒りがなければ根負けしてしまう。臥薪嘗胆で私も頑張ります。
 私は恋愛を封印し、ひたすら構想を練っています。
 後々、体調不良、快復しました。ご心配おかけし誠に申しわけなかったです。掃除のほかに軽作業の仕事をし、週4日になりました。体がようやくなれてきたように思います。土、日は休みだし、カラオケにも行きたいと思っています。
 どっと疲れが表れて、寝るだけになるかもしれませんが、頑張ります
 kannaさん。また気がむいたら、コメント下さい。では
  1. 2013/09/06(金) 16:53:35 |
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  3. HARBOR33 #-
  4. [ 編集 ]

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