FC2ブログ

picture たまに読書

HN harborが撮った写真や絵をアップしていきたいと思います。たまに読書とか、たわいもない話から、真面目な話など。お笑いなんかも・・・

『世界一清潔な空港の清掃人』を読んで

新津春子著 『世界一清潔な空港の清掃人』 『清掃はやさしさ』を読んで

 昨日、新津春子さんという羽田空港の清掃の業務を束ねている方の本を読みました。再読です。改めて読むと、また胸に熱いものがこみあげてきました。『清掃はやさしさ』も拝読しました。私は世を忍ぶ仮の姿で、清掃の仕事をしています。仕事といってもアルバイトみたいなものですが、そこは仕事。妥協しません。もし、夢がかなって、画家と小説家と絵本作家に成れても、今の仕事を続けると思います。この仕事を始めて、改めて、色々な施設の床を見ますが、有名百貨店どころか、スーパー、コンビニ、でも髪の毛一つ、ちり一つ落ちていません。清掃のプロの仕事です。どんな方がやった仕事なのだろうと?なんて素晴らしいんだろうと、その職人芸に、床を見るたびに感動してしまいます。
 ただ、この著者の二冊や、テレビでの発言に???と思いました。清掃人は社会的地位が高くない。でもそんなことは気にしない・・・とありました。社会的地位の低い仕事ってあるの?と私は思いました。いまの職場に就いて4年弱が経ちました。それは二十代とか、三十前半の生意気で社会をなめ切った若造の私は、愚かにも、仕事には社会に役に立つ仕事と役に立たない仕事があると思っていました。でも、この年になると、否、平成不況の日本にいると、仕事があるだけありがたいと思います。社会的地位とか、そんなこと考えられませんでした。新津さんの本のおかげで、お掃除にも国家資格があることを知りました。ビルクリーニング技能士試験です。来年、3級に挑戦します。今年挑戦したかったのですが、今年大幅な改革が行われ、今年から複数級になりました。協会の人に言うとはっきりとは言いませんでしたが、来年受けてほしいような口調でした。今年から大幅な改革になったため事務が追いつかないのかなーと思いましたので、来年でいいやーと思いました。職業能力開発センターで学科・実技の講習があるそうです。この県にも職業能力開発センターはありますがビルクリーニング科の講習はなく、府中の職業能力開発センターで講座あることをしりました。受講費は無料ですが、交通費だけでも高額になるので諦めました。仕事は二人でやっていますが、彼は、目標がないと言います。なんの目標がなく
よく、いままでやってこれたじゃんと思います。仕事の覚えたての頃は、新しいことを次々覚え、また技能も上がっていくので、楽しいですが、後は踊り場状態が続きます。私はそこで、金スマを偶然見て、新津春子さんのことをしり、清掃っていいじゃんと思いました。
 わからないことをネットで調べて、洗剤数種は自腹で買って、業務しています。もっと専門的に体系的にも学びたい!
 今は掃除の人です。噂かもしれませんが、ビルクリーニング技能士試験に受からないと、清掃員とは名乗れないと聞きました。
 頑張ります。
  1. 2016/11/06(日) 11:09:32|
  2. 読書
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

『コンビニ人間』村田沙耶香著を読みました。

 村田沙耶香著『コンビニ人間』を読みました。さやかの字が難しいです。
 昔、僕はある短編小説の構想を練っていて、付き合い始めた彼が、レンタル店かなんかで、しいなりんごを、フルネーム漢字で書けないことに、彼女の100年の恋はすっかり冷めて・・・・『全てが冷めるとき』という短編の小説を書こうと思うんだけどあり得ると思うか?と同志の女性に聴いたら、女が、そんな理由で別れませんよとのお答え・・ 
 とにかく、今年の芥川賞受賞作を読みたいという、ミーハーなノリで、書店に・・・沙耶香どころか村田も忘れる・・・でも、タイトルと、あらすじが克明に覚えていたし、今年の、芥川賞受賞作を記憶したので、迷わず買い求められました。書店員さん。ポップありがとうございます。
今後のこの作者の凄い可能性を感じました。その稀有な才能に惚れ込みました。って2003年に『授乳』でデビューしていたんですね。現代日本文学って本当に読んでいないなーと思いました。こうきて、こうなって、こうなって、落ち着いて着地となるなーと思ったら、大きなどんでん返しが、最後に・・・本当にこの作家さんの長編が読みたいと思いました。村上春樹氏の『ねじまき鳥 クロ二クルを単行本で見て、読破できるのかなーと思っていて、敬遠していた時期もあるのですが、とりあえず文庫本で読んでみるかと思ってら、あれよあれよ、全巻読破してしまいました。
村田沙耶香の長編も、ぐいぐい引き込まれていくだろうなーと思います。普通とは何か、寺山修司氏のテーマの一つでもあったのですが、排除される人、社会が排除するもの、当たり前、普通の世界の住人て何?異端ではいけないの?それらを社会に突き付けた
作品に敬意を感じました。
 が、私が書いている私小説は、万人受けするものでもありません。異端も異端・・・こんなに、性格のねじ曲がった、天邪鬼の奇人グロテスクまでのエゴと、過剰すぎる自己愛、怪物、弱さ、卑近、遠藤周作先生の『沈黙』のキチジローの現代版。そんな作品を書きています。売れない代わりに、自己の醜さ、心の闇にに気づき、自殺しようと思い詰めているときに、私の書いたものを目にし、まだ俺はましなんだと自殺を思いとどまってほしいという願いで書いています。今、大手の出版社に原稿を送っても、弊社の文学賞に応募してください・・・絵本を送っても、そういわれます。
 流れに乗るまで、売れるようなものを作って、迎合するしかないのか?
  1. 2016/08/29(月) 00:02:38|
  2. 読書
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

異端の数ゼロ

 異端の数ゼロ 数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF)を読み進めています。

 十三年前、本当に、何の前ぶりもなく、メッセージを受け取りました。ゼロという概念を数字化した時点でゼロでなくなる・・・これってどういうことなんだろう。考えに考え抜いてもわからなかった。というより、ゼロは、数学、科学、物理学の分野でも証明がされていないのではないかと思った。無いものが在る。
 私はゼロ度数のテレフォンカードを持っていたので、これを公衆電話のカード挿入口にいれたらどうなるか実験してみました。それはもうハラハラで、もしかしたらゼロ度数のテレフォンカードを入れたら、電話機は爆発するかもとビビリながら・・・
 年式の違いかもしれませんが、私がゼロ度数のテレフォンカードを入れた電話機は「カード度数はゼロ度数です。」と反応しました。ゼロなのに、何らかの労力が加わっていたのです。間違ってゼロ度数のカードを入れてしまう輩の為に、あらかじめプログラミングされていたのかもしれません。私のように無理にゼロ度数のテレフォンカードをいれるやからのためのものではいと思いますが・・・
 或る、物理学の教授は、化学で証明されていない事象は信じないなどとテレビで放談しています。そんな教授に聞いてみたいですね。数学のゼロは証明されているのかと・・・さらにゼロでモノを割るとどうなるのか???ゼロは科学的に証明されていないのです。とうより宗教に近いと思います。傲慢な物理学の教授は、宗教も否定するのでしょう。モノをゼロで割る。数学の基盤を根底から覆すそうです。科学的に証明されていない事象でなく、自分の足元のゼロが証明されていないのです。有るようで無く、無いようで有る。それは、色即是空 空即是色なのではないでしょうか?
  1. 2016/05/03(火) 05:47:38|
  2. 読書
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

黒蜥蜴を読んで・・・

黒蜥蜴を読んで・・・

 三島由紀夫先生脚本の『黒蜥蜴』の、原作である江戸川乱歩氏の『黒蜥蜴』を読みました。女賊である黒蜥蜴は私的な
美術館を持っている。そこに大阪の宝石商の所蔵する、エジプトの星を、知略を持って我が手にする。宝石商の令嬢の早苗まで我が手にする。なぜ、早苗までも・・・人間は若く美しいときに死ぬのが一番という判断から、早苗も我が手にして、魂だけ抜き、人間の剥製をつくるのだと・・・

 三島先生は、ここで琴線にふれたのだと思います。人間は、若く、美しい時に、死ぬのが一番だと・・・その唯美の世界。
 三島由紀夫先生は、少年時代に、江戸川乱歩著の『黒蜥蜴』を読んで、興奮したようなことを書かれていました。

 『黒蜥蜴』は映画化もされました。江戸川氏が、文章で物語を構築していこうとするのに反し、三島由紀夫氏は、セリフで構築しようとする。私の場合だけですと、二作を読み比べてみると、やはり三島由紀夫先生の方に軍配が上がりました。

 黄金のお言葉。台詞回し。コンコンと湧き出てくる、言葉の世界。学研M文庫から850円で出ています。文庫にしては少々お高いですが、是非とも、ご一読下さい。
  1. 2015/04/25(土) 18:34:55|
  2. 読書
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

谷崎潤一郎著 『刺青・秘密』を再読

 いきなりですが・・・

 金曜日に、仲間内で、谷崎で、お薦めの本はありますか?と尋ねられました。私は思案しながら、(新潮文庫から発刊されている谷崎潤一郎氏の小説は全て読んでいました。けれど、それはもう、二十数年前のこと・・・こと細かい記憶はないのですが、)ミステリーのような構成で、書かれた、氏の『鍵・瘋癲老人日記』にドキドキし、『鍵』がお勧めだと思い、そう答えました。私も、薦めた以上、再読しようと思い、本棚の奥を探しました。まさか。、自分が再び谷崎潤一郎氏の小説を読もうと思うなんて・・・ないなーと思っていました。本棚に、あるある、でも、再び谷崎潤一郎氏の小説は読もうとも思いませんでした。アブノーマル・・・怖いよーと思いました。何故、学生のころ、あんなに谷崎潤一郎氏に惹かれたのに・・・ 『刺青』なんて、ものすごく嵌まって、美容室を舞台に書きたいなーと大学一年生の頃は思いました。結局、文芸部に在籍したのに、小説はかけませんでした。だって、文豪の先生方がものすごいんだもん。結局、26,7歳の時、『picture』という短編しかかけませんでした。それぐらい、才能がなかったのです。努力もしませんでした。今はね・・・でも、生きていれば一作は誰でもかけるそうです。話が脱線しました。
 他の谷崎氏の文庫本はあるのに、『鍵・瘋癲老人日記』だけが欠けています。これって何かの啓示かも・・・谷崎氏にはかかわるな・・・そう言いつつも、『刺青・秘密』を読んでしまいした。谷崎氏は、耽美派の作家とされていますが、まさに・・・です。
 『鍵・瘋癲老人日記』は読もうと思います。
 
  1. 2015/04/15(水) 18:51:03|
  2. 読書
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ